中学入試とニュースのつきあいかた

中学入試の社会科目では、現代社会に関する問題が頻繁に出題されます。歴史や地理の問題と比較し、その割合は大きくありませんが、こうした時事問題は難易度が低いので、確実に得点しておきたい問題です。この時事問題に取り組むにあたり、日頃のニュースや新聞記事とどのように付き合い、情報を吸収すべきか、お伝えします。
中学入試においては、日頃のニュースや新聞記事の中でも、特に政治、経済に注目しておきましょう。ニュースでは、事件性のあるものがよく報道されますが、そうした事件が出題されることはありません。特に、国内外を問わず、政治は時事問題の最前線にありますから、興味がなくともチェックしておきましょう。初めは意味が分からなくても、意識的にチェックすることで、キーワードは自然に覚えることが出来ます。
また、ニュースや報道を見て、自分の考えを持つことは大切ですが、中学入試においてはあまり重視されません。それよりは、単純な事実を多く仕入れておくことが肝心です。というのも、現在の受験において個人の思想や宗教観などを問うのは御法度だからです。特定の思想や所属が合格を有利不利にしてはいけないと、面接におけるマニュアルにすら禁止質問事項が列挙されています。時事問題は、多くが政治的・宗教的背景を持っており、感想を聞いて点をつけることが実質不可能なのです。ですから、時事問題においては、報道で繰り返し使用されるキーワードやフレーズの意味を正しく理解し、解答できることで確実に得点につなげられるのです。
子どもにとってはあまり興味のないニュースかもしれませんが、政治や経済の話題になったら、意識を向けましょう。